スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

絡まれて!

同業の後輩Hとその彼女と従兄妹の恭子と歌舞伎町のコマの前にあるプレイハウスで踊って、後輩の彼女と恭子を新宿駅まで送る時、自動券売機で僕たちが切符を買ってやっている間、5人組みの会社帰りで飲んだらしい若いのから中年の男たちのグループに恭子たち二人が絡まれていた。
「お姉ちゃん、一緒に飲みにいこう。」「一晩幾らだ?」
なんて嫌らしいエロ親父たちだった。

後輩Hが、「何ですか貴方たちは!」と割って入ると
一人の男が、「女の前だからって偉そうにしてんじゃねえぞ!」
と凄みながら、後輩Hの胸倉を掴んでコンクリートの円柱に頭をゴンッと打ち付ける。
親父たちも取り囲んで「このガキ。」とか「やるのかー!」と
女2人を意識して、大勢の見物人の前でいきがっている。

後輩Hは真っ青になってビビッている。
後輩Hの彼女が「やめてください、お願いします!」と半泣きになっている。
僕が、動こうとしたら、駅員が気付いて走って来た。
恭子が僕を止める。

駅員に制止されて、男たちも後輩Hから離れて「バカ野郎、なめんなよ!」
などと毒付きながら山手線ホームに入って行った「渋谷で飲み直しだ。」と叫んでいる声が聞こえる。
僕らもそっと後を追ったが、後輩Hの彼女と恭子には家に帰れ、と反対ホームに行かせ、
機会あればホームで5人をやっつけるつもりで渋谷方面に行くホームに入って行った。

線路を挟んで恭子たちが心配そうに見ている。
僕は手を振って見せて、無礼な奴らの方を指差し、拳を握り伸ばした親指を下に向けて、サインを送った。

電車が入って、5人は乗り込んだ。僕たちも乗り込んだが混んでいるので、5人は気が付かず、先ほどの新宿での出来事を武勇伝のように語っている。
「俺は千軍万馬で、喧嘩には負けたことが無い。」とか
「今の若いものは青成りばかりで口ばっかりで弱い。」
「俺は空手2段だ。」
などと自慢大会のように満員の車内で大声で話している。

僕は後輩Hに万が一強い奴がいると悪いから、耳にしているピアスやネックレスや眼鏡は外した方が良いよ。
渋谷で降りたら、ホームでやるからな。
と耳打ちしたら、その通りにピアスやネックレスや眼鏡を外してポケットにしまう。
その手がびっくりするほど震えていたので、お前地元の高校ではボクシングやっていたって聞いたけど、
大丈夫か?
と言ったら、「武者震いです。」と強がっている声も震えている。

5対2では普通ビビッて当たり前か、奴らの会話は偉く強そうだし(笑)

渋谷に着いて、5人はブラブラと改札に向かう、幸い通行人は少ない、5人の内3人がトイレに行った。
チャンス到来!
一気に間を詰めて、僕たちもトイレに入る。
小便をしている3人の内、2人の尻を僕が思い切り蹴ってやった。
便器に腹をぶつけ、反動で頭を壁にしたたか打ち付けた2人は、もんどり打って転がり、小便をまだ垂れ流す。
そのアバラを交互に蹴ってやったら2人とも白目をむいた。

後輩Hは向き直った奴に胸倉を掴まれながらも相手のボディーを叩いている。
あまりダメージがないようなので、僕が横腹に強烈な飛び膝蹴りをかますと後輩Hごとぶっ飛んで2人とも壁に激突したが、後輩Hは先ほどの震えからアドレナリンがかなり出ている為か、痛みを感じなくてすぐ立ち上がった。

戦闘不能な3人をかまわず、改札に向かった2人の男たちを追う。
改札を出たところで仲間を待っている様子だった。
自然な近付き方で、僕がリーダーらしい年上の男に、先ほどは失礼しました、空手2段のおじさん、勝負しようか?と言ったら隣の若いのが、「何だこの野郎!」と掴みかかってきたので手を手繰って横に振り回しバックを取って足を掛け、横倒しに倒してやったらうめいている。鎖骨が折れたかも知れない。

sibuyae.jpg


リーダー格の男と後輩Hが睨み合っていたが、僕が踵を返して近寄ると、いきなり逃げ出し、原宿方面の交差点の歩道橋下まで走った。少しは力量が読める男かも知れない。
僕は追いつき、背広の首根っこを掴んで後ろに引き倒した。
恐怖からか、ネコのように跳ね起き、また逃げようとしたので、その足を払ってやると膝からくず折れて、倒れる。
何とか立ち上がったがもう動きが鈍い。
後輩Hがようやく恐怖心を克服したのか、リーダー格の男と向き合って殴り合い始めた。
どちらも結構タフのようだ。

長い乱闘は不味いので僕がリーダー格の男の脇腹に膝を入れると座り込み、「許してくれ!一緒に飲みに行こう。」などと調子の良い事を言い始めたが、許さない、顔面を思い切り蹴り付け横倒しになったところで、腹を蹴ってやったらおとなしくなった。

「けんかだー。」と言う声と人が走ってくる気配がしたので、後輩Hを引っ張って原宿まで走るぞ!
と叫び、後ろを振り向かず、走った。
原宿駅に着くと二人とも息も絶え絶えだったが、勝利の余韻に顔は明るかった。

harajuku.jpg


後輩Hが「今夜は飲みましょう、僕が奢ります。」と言うので巣鴨の彼のアパート近くにある青果物市場(ヤッチャ場)隣の日本一辛いカレーで有名な「大沢食堂」(道路拡張で現在は文京区本駒込2に移転したらしい。)で驚くほど辛いが癖になる美味さのホルモン焼きを頼んで、いつも凍るほど冷たく冷やしてくれているキリンラガービールを飲んで大きく深呼吸した。
後輩Hは初めての本格的喧嘩に興奮している。そこに顔見知りの飲み仲間たちが三々五々集まってく来ると、俄かに話が大きくなって、5対2で喧嘩したけど「千切っては投げ。」見たいに武勇伝に成り、終いには一人でほとんどヤッツケタみたいな話になっていたが、今日は後輩Hの奢りだ、言わせてあげよう。
後輩Hは少し殴られて瞼が腫れて痣が出来ていたからリアルに聞こえる。僕は何もしなかったように無傷だった。

でも、あまり自慢するなよ、ここ大沢食堂の親父(大沢昇)は元キックボクシング日本チャンピオンだし、働いているお兄ちゃんたちやお客さんもキックボクシングの練習生や空手道場生が多いんだから。



翌日の新聞を見たが、3面にも出ていなかったので、重症者は無く、警察には届けられていないようで安心した。
恭子も心配して電話をくれたが、大丈夫だよ、と言うとホッとした様子だった。

その後、酒を飲む度に後輩Hが誰彼かまわず武勇伝を語るようになったのは言うまでもない。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

mnozinsei

Author:mnozinsei
ヘアースタイリストM

本物の僕です↑

美容師の世界で生きている格闘技と釣り好きなMの自分史。
現在と過去の時代が前後交錯しますが、これまでの人生を思い出すままに書き綴ります。
関東在住♂






にほんブログ村 恋愛ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


※画像はオリジナルと
 イメージの場合があります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。